【きっかけ】20代の頃に発達障害について考えるきっかけになったこと
おはようございます☆lenoreです!
今日は、私が20代の頃発達障害について考えるきっかけになった2つのことについて書こうと思います。
その子・その人に合わせた対応って大事ですよね…🤔
ユーキャンで独学で受けた保育士国家試験
私は大学を卒業する直前に「独学で試験を受けて保育士資格を取ろう!」と決め、通信講座のユーキャンで勉強を始めました。
大学での専攻は英文学だったので、全くの門外漢だったんです。
結局合格したのは、勉強し始めてから3年くらい経ってからのこと😭✨
保育士国家試験って、難しいし学ぶ範囲が広いんですよね。それだけ簡単には取れない=半端な仕事じゃないよってことだと思います。
教科ごとに合格にできるので1年毎に合格の教科を増やしていって、合格期限ギリギリの年に実技まで合格し取得しました。
(注:現在の試験の制度は少し違うかもしれないので、興味を持たれた方は調べてみてください🙇🏻♀️)
資格を取ろうと思ったのは「子どもが好き」というのがダントツの理由でした。
でも結局「子どもが好きだけではやっていけないな」と感じて、少しだけ保育施設で働きましたが、保育業界に就くことなく大学卒業後に就いた仕事を続けました。
それでも、発達障害を含めいろんな子がいるんだということが分かって、勉強して試験を受けて本当に良かったと思います🙂
卒業後の職場で出会った方
そして保育士国家試験の勉強だけでなく、大学卒業後に革の鞄販売・接客の仕事で出会った方の存在も、
「その子・その人に合わせた対応」というのを考える上でとても大きかったです。
その方は私より年上なんですが、入ったのが私より後だったからかいつも敬語を使って話してくださった、とても律儀な方。
めちゃくちゃピュアな方で、私は彼女の佇まいが大好きでした。
ただ彼女、社長から怒られることがものすごく多かったんですよね😭
●お客さんとの間合いの取り方
→近づきすぎなど。お客さんとの間合いのとり方ほど曖昧なものも無いですよね…。すごく難しいと思います。
●「お店の雰囲気に合った服を着て来て」と社長から言われたけど、なかなか社長OKなコーディネートが出来ず、結局「白と黒2トーンの服にして」となった
→社長の主観も大きいと思いますが、安いのは数千円~10万20万する鞄もあったので、雰囲気を合わせるため仕事上必要な考慮ですが…曖昧で難しい指定だったと思います
●2つ以上のことを言われると途端にテンパっちゃう
→これは誰しも少なからずあることですが、やはり接客業なので「言われたことに集中しすぎて完全にお客さんを見ていないのは…」と怒られていました。
…など、接客業特有の曖昧なこと・感覚的なことを頻繁に指摘されていました。
怒られすぎてて、見ているこちらもちょっとキツかったです…😣
「指示は1つに絞ってください…彼女はきっと完璧にこなしますから…」
こんな感じで主に「曖昧なこと」に対応できず、すごく怒られていた彼女なんですが、
私が一緒に仕事をしている時に感じていたのは、
●「◯◯さんはこの紙に書いてある計算をお願いできますか??私は接客の方をやるので」と、最初から役割を分担して=なるべく1つのことに絞ってお願いすると、めちゃくちゃ完璧にやってくれる。計算が早くて正確。
●とても真面目で、一対一で相手の話を親身に聞くタイプなので、特におじいちゃんおばあちゃんなど年配の方とたくさんお話して、一緒に選んで、納得して買っていただく接客がとても上手。
こういうとても良いところでした✨
その頃ちょうど、保育士国家試験の勉強の一貫で自閉症やアスペルガーのことについて本で読み、
「もし特性があったとしても、長所を伸ばせばものすごく力を発揮できるかもしれない=その子その人に合わせた対応が必要なんだな」
これを痛感していた私🙄
彼女が怒られると、お店全体の空気・従業員の気持ちまで殺伐としてしまっていた中、なんとかしたい!思った私は、
●いろいろ社長に言われてるけど、彼女は1つのことを短くお願いしたら、完璧かつ正確にやってくれる!
●「なんで出来ないんだ」じゃなくて「じゃあどうすれば」の方向で指示の仕方を変えれば、彼女が得意な分野ですごく能力を発揮できるかもしれない。
と考え、社長に「彼女への指示は1つに絞ってみてください。それが終わったら次の指示…という感じで🙇🏻♀️彼女はきっと完璧にこなすと思います!」とお願いしてみました。
結果的に社長がイライラしたりするのが減っていたように思うので、少し功を奏したの…かな?と思います。
参考になった記事
特性やその人その人に合った工夫・対応について思い返していた時に、こちらの記事がとても参考になりました。
↑ 広汎性発達障害(現:ASD)のある大人ができる仕事術 仕事上の困難や就職活動のコツを解説 ーキズキビジネスカレッジHP コラムより
キズキビジネスカレッジ様は、うつ病や発達障害によって離職された方が、企業への就職やフリーランスとしての自立を目指すための就労移行支援事業所です。
専門的なことから、実際にどんな対応・対策があるかまで、とても詳しく書かれています。
もしかすると「こうしてみるといいかも?」というヒントが見つかるかも知れないので、
気になった方はぜひ読んでみてくださいね🙂✨
まとめ
私は割と、
「なんで出来ないんだ!」なんて聞いたって、自分でも理由なんてわかんないことざらにあるのにその怒ってる時間が既にもったいないし、その間に「じゃあどうすれば分かるかな・出来るかな」ってした方がよっぽど未来的だし、結果できなかったとしても多少ポジティブ目で終われるじゃないかぃ🙋🏻♀️!
ってタイプなので笑、社長に対してこんな行動をしたのかも知れません。
…今考えるとよく物申したな自分😅💦
長文になってしまいましたm(_ _)m
読んでいただき、ありがとうございました。