【個人保険】知的障害・自閉症をもつ娘の保険について思うこと
こんにちは!lenoreです。
今回は「個人保険」について元々私が感じていたことや
「知的障害・自閉症をもつ娘の保険」について思うことについて書こうと思います。
※保険は、それぞれの家庭の状況によって考え方がかなり変わってくると思います。「この人はこういう風に考えてるんだなぁ」くらいで読んでいただけるとありがたいです🙇♀️
※保険というもの自体に対する私の考え方を書いています。この記事には広告がついていますが、特定の個人保険を勧めたりするものではありません。
保険に対するそもそもの私の考え方
保障を受ける側・保障を提案する側
私は母子家庭一人っ子の環境で育ち、20歳なりたての頃に母ががんで亡くなって、
「身寄り親戚兄弟なし…急にひとり…どうする?頑張るしかない!」という状況になったことがあるので、
もしもの時の保険の安心感は本っ当に身にしみて感じています。
(保険の保障を受ける側)
その一方で…
私がまだ未就学の頃、母が保険の外交員として働いていたことがあり、
私を預ける先がなかったため、母はよく私を連れてお客さんのところをまわっていました。
(営業成績が良く、かなり売っていたんだと思います。話が上手だったのかな笑?)
横で話を聞いていて、子どもながらに「保険って会話の中で決めるものなんだな」という漠然とした認識があり、
「それ自体が美味しそうだから(食べもの)」とか「それ自体が可愛いから(もの)」という理由以外で、
「もしもそうなった場合に備えて=今そうなっていないけど買うものがある」
ということを初めて知ったのがこの時かなと思います。
(保障を提案する側の人を横で見ていた)
保険について思うこと3つ
どちらの側も経験したり傍で見聞きしたりして、そのうえで自分自身年齢を重ねて感じるのは、
●死亡保険は必ず入っておいたほうがいいな
●医療保険は必要な範囲で入っておいたほうがいいな
●タイプの違う保険で被る保障があるものはもったいないな
この3つです(当たり前かもですが🙇♀️)
特に気にしているのは3つ目の、違う保険で被る保障がある場合です。
保険って基本心配や不安に備えるものなので、心配だなという多くの人が感じる人間的な感情がある以上、
「そんなの関係ねぇ!好きにいきてやらぁヽ(`Д´)ノ」って方以外は、
どれだけでも膨らませることができてしまうと思うんです。
この感情はすごく自然なものなので、
「この保障が今の自分に本当に必要なのか・過剰すぎないか」を見分ける力が必要になると思います。
そしてこういう時に、的確なアドバイスをくれる外交員の方がとても頼りになりますよね。
保険について考えたタイミング
保険に対してこういう認識を持っている私が、
「娘の保険について考えたタイミングっていつだっただろうな…?」と振り返ってみると、
●義母さんから提案してもらった時
●特別支援学校に入学した時
この2つが一番大きかったかなと思います。
かなり忙殺されていた出産後
テレビCMで子どもの個人保険についてよく見かけていたものの…
産後は…ただただ「忙殺」されていましたね💦
娘の保険を考える時間をつくる余裕が無く
「娘を生かすこと」と「自分の睡眠時間を確保すること」に精一杯でした。
新生児の頃は結構よく寝る子だったんですが、1歳が近づくにつれなかなか寝なくなり…。
今にして思えば、そのころ既に娘の睡眠障害の片鱗が出ていたんだろうなと思います。
義母さんからの提案
そんな感じで毎日があっという間に過ぎていき…
娘の保険について考える機会になったのは、義母さんからの提案でした。
娘が2歳になりたてくらいの頃、娘名義の銀行口座をつくろうとしたタイミングで
(多分一般的には遅いですよねきっと🙇♀️💦)
「こういうのも考えてみる…?」と一般的な子どもの保険や学資保険を提案してもらったんです。
普段の通院は子ども医療証でカバーできていましたが、
公的医療保険適用外の病気や入院を考えると、一般的な保険には比較的前向きな気持ちがありました。
その一方で学資保険は、私たち親が個々人で入っている生命保険と被る保障があるので、
(親がもしもの時に…という系)どちらかというと消極的な気持ちでした。
そして、夫とも話し合い、最終的には一般的な生命保険にのみ加入しました。
※この生命保険に加入後に知的障害の診断を受けたため、その時点ですぐに保険会社に申告し、そのまま継続して問題ないという連絡をいただきました。
※そのまま継続してもいいという仕組みは各保険で違う可能性がありますし、何にでも言えますが変更があった場合はすぐに申告した方がいいと思います。
特別支援学校入学
この次に保険について考えたのは、特別支援学校入学の説明会でした。
学校に保険会社の方がいらして、知的障害などがある方も入れる補償制度についての案内があったんです。
補償の中に「対人の補償」があり、特別支援学校に入学した娘の親としては一瞬目をひかれるものがありました。
ただ、その時私がもらった説明書をよく読んでみると
●「授業中に起こった対人の賠償は補償の対象外になる場合が多い」と書いてあった
…学校で開かれた入学説明会で & 保険会社の外交員さんが来られて紹介していて & “対人補償"という言葉が入っていて、入学した直後で何もわからない状態の親(私)からしたら、"授業中誰かに怪我をさせてしまった場合も安心かも"とイメージしてしまうのでは?誤認のおそれがあるのでは?と感じました。
●扶養者になにかあった場合の補償、地震や津波で負ったケガの補償など、他の保険・既に入っている保険と被るものがあった
…親個人が入っている保険と被ったりするところですね…。正直これは、なるかもしれない可能性を考えだしたらキリがないかなと思います。
●補償の期間が「高等部卒業まで」となっている箇所があった
…高等部卒業して作業所で働き始めるかもしれない時期に切れる保険…うーん半分掛け捨てみたいなものなのか?…それなら自分で考えて年更新される保険にしようかな…と感じました。
こんな感じで、細かく読んでみないと分からない部分がたくさんありました🤔🤔
まとめ
一括りに「障害がある子」や「特別支援学校に通っている子」と言っても、
それぞれの子で配慮するポイントが違うように、
個人保険を考える上で気にかけるべき部分も違ってくると思います。
“障害がある方も入れる"と謳っている保険が、合うかもしれないし、合わないかもしれない。
学校で紹介されている保険が、合うかもしれないし、合わないかもしれない。
「障害がある人も入れるって書いてあるから…」「学校で紹介されてるくらいだから…」の時点で止まらず、
保険の対象になる人の現状をちゃんと見て、説明書を読んで、分からないことはちゃんと聞いて、
公的医療保険とのバランスを見て、ひとつひとつ考えることが大事かなと思います。
保険に対していろいろ書いてしまいましたが、やはり心配や不安に対する保険の安心感はすごいので、
内容に納得できて予算的にも大丈夫なら、入れる保険がいくつかあっても全然いいのかなと思います!
分かりにくい説明になっているものが多いから難しいよなぁ🤔
娘について考えることはこれからもあると思うので…が、がんばります!💦
読んでいただきありがとうございましたm(_ _)m
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